科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー
ホバークラフト(トヨタウン四日市店)2022秋
日程|2022年10月1日(土)、2(日)
会場|トヨタウン四日市店(四日市市久保田2丁目10番8号 )
2022年10月1日(土)と2日(日)、トヨタウン四日市店で科学工作教室「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」が開催された。主催はトヨタ自動車と三重トヨタ自動車。この教室は、青少年の理科離れが懸念される中、トヨタ自動車の技術者を中心に構成するトヨタ技術会の有志メンバーが、次世代を担う子供たちに対して「モノづくりの大切さ」や「科学の楽しさ」を伝え、科学技術に対する興味や夢を育んでいただくことを目的に全国の科学館や博物館などと連携して1996年から開催されている。
小学4~6年生を対象にした10種類あるプログラムのうちトヨタウン四日市店で行われたのは、ホバークラフト。有志メンバーのOBで、1996年の立ち上げ当初からずっと携わっている佐藤重明さんはこう話す。「模型は私たち自身が考えて、手作りしたオリジナルです。始めた当初は、すぐに壊れたり、うまく走らなかったりして、子どもたちががっかりしてしまうことがありました。それで私たちは常にカイゼンの意識で、いかに壊れないか、いかにすいすい走れるかを試行錯誤しながら26年間やってきました。今の模型は5代目です」
レクチャーについても順番やストーリーなどを工夫している。例えば一見無関係なピラミッドを持ち出して、それがどうホバークラフトと結びつくのかといった内容は、子どもはもちろん、大人でも「へぇぇ」と聞き入ってしまう。
参加した親子らは、機体が浮き上がって走る仕組みを、実験などを通して学んでいく。途中、巨大な模型が登場。子どもたちを乗せて走り出すと「おー! 動いた!」と歓声が上がる。
ホバークラフトの仕組みは部品点数が少ないこともあり一見シンプルのようだが、細かいところの調整など、やはり一筋縄ではいかない。その甲斐あって、完成したとき、走りもうまくいったときの喜びはひとしおだ。
「ホバークラフトのレクチャーはとても奥深く、伝え方や見せ方はまだまだ進化しますよ」と話すのは有志メンバーの本田知司さん。「ホバークラフトはいろんな要素があって、その時代やニーズに合わせて変化、進化させることもできるんです。たかがホバークラフトなんですけど、されど、なんです。それに子どもたちも変わっていきますから、私たち講師陣も教え方などをどんどん変えていきますよ」
参加した親御さんたちの声
・子どもが思った以上に興味を持って取り組んでいました。またぜひ参加したいです。
・子どもと一緒にもの作りができてとても良かったです。
・楽しく過ごせて大満足。子どもにとってもためになったと思います。
・講師の方の職業を聞いて、ステキなお仕事だと思いました。
・このような工作は初めて。貴重な体験をありがとうございました。
イベントへのご参加、ありがとうございました。
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