伊賀白鳳高校エコカー部とのコラボ第2弾
日程|2024年3月9日(土),16日(土)
会場|トヨタウン名張(名張市蔵持町原出1710−1)
次世代ソーラーカーの展示&部員のトークイベントで高校生を応援
トヨタウン名張店では、2020年に引き続いて、伊賀白鳳高校エコカー部とコラボしてソーラーカーを店舗に展示した。また、初の取り組みとして、部員たちに活動内容や想いを語ってもらうトークイベントを(2024年)3月9日と16日に開催。
さらに、よりエコカーを身近に感じていただくため、トヨタのエコカーの代表車プリウス(ハイブリッド車/HEV)、ハリアー(プラグインハイブリッド車/PHEV)、ランドクルーザープラド(クリーンディーゼル車/CDV)MIRAI(水素燃料電池車/FCEV)、Bz4x(電気自動車/BEV)を合同展示し「カーボンニュートラル展」として、スタッフがエコカー部のメンバーと協力してイベント参加者にエコカーへの理解促進を行なった。
ソーラーカーをワークショップで体験
未来の担い手である子どもたちにもソーラーカーを体験してもらおうとワークショップを同時開催。木製のミニソーラーカー工作キットを使い、「作る→光の吸収から電気が流れる仕組みを知る→走らせる」という一連の作業に親子で取り組んだ。
作業の要所をエコカー部のメンバーがサポート。取り付けの難しい箇所は、お子さん以上にお父さんやお母さんが熱心に取り組み、回路やエンジニアリング、エネルギー変換などについて、メンバーに質問する場面も。部活動でソーラーカーやエコカーに取り組んできたからこそできる解説にも、参加者は熱心に耳を傾けていた。
検証!ソーラーカーは白熱灯でも走るのか?!
屋外に出て完成したソーラーカーを走らせる子どもたち。太陽光以外の蛍光灯、白熱灯などでも発電・充電できるの・・・? その疑問に答えるため、分かりやすい白熱灯でトライ。充電に成功しクルマがわずかに走ると、歓声が上がった。屋外とはまた異なる発見があり、子どもたちにとっても楽しい実験イベントとなった。
2020年からはじまった未来モビリティのコラボ
コロナウィルス感染症が猛威を振るった2020年秋、伊賀白鳳高等学校(伊賀市)エコカー部の奥監督からひとつの相談を受けた。「ソーラーカーを店舗で展示し、たくさんの人に見ていただくことはできないか」というものだった。そのソーラーカーは競技用で、鈴鹿サーキットで開催されるFIA Electric & New Energy Championshipソーラーカーレース鈴鹿(4時間耐久レース/5時間耐久レース)に参戦することを目標として、生徒たちが製作や走行に取り組んできた車両だ。そのレースが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で2020年から中止となり(その後大会そのものが廃止)、エコカー部はお披露目の機会を失ってしまったのだった。
トヨタウン名張店は、伊賀・名張地区の中核店舗として2020年6月に開業した。店内には25台もの車両を展示し、試乗車も豊富に揃えているとあって、週末には奈良県など広域からお客さまが来店される。店内中央には大きなカフェやキッズスペースもあり、トヨタ車をぶらりと見に来るファミリー客も少なくない。大型店ならではの集客力から、奥監督の熱いラブコールを受けることになった。
2020年11月から翌年1月まで4か月に渡り、ソーラーカーを展示。その様子や想いはインタビュー記事としてこのWEBサイト内で公開している。
■次世代を駆け抜けろ!伊賀白鳳高校エコカー部の挑戦
■三重県立伊賀白鳳高等学校
三重県伊賀市緑ヶ丘西町に所在する公立の高等学校。工業・農業・商業・福祉系の学科を1つの学校の中に設置しており、三重県で初めての総合専門高校である。
三重県立伊賀白鳳高等学校
所在地 :三重県伊賀市緑ケ丘西町2270-1
電話番号:0595-21-2110
共学別学:男女共学
設置学科:機械科、電子機械科、建築デザイン科、生物資源科、フードシステム科、経営科、ヒューマンサービス科
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