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宅飲み&オンライン飲み会に!個性あふれる三重のうまい酒

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記事公開日:2022年4月11日

伊勢エビ、的矢かき、あのりふぐ、あわび、松阪牛、伊賀牛など、三重のグルメは枚挙にいとまがない。古代から朝廷に食材を納める「御食国(みけつくに)」と呼ばれるほど、美食の地。その背景にあるのは多様な風土で、各地域で気候地質に適した食材・食品が育まれてきた。今回注目するお酒もそのひとつ。最良の酒造好適米として有名な山田錦も伊賀地方を中心に数多く栽培され、他にも五百万石や伊勢錦などさまざまな酒米が県内各地で栽培されている。諸説あるなかで、山田錦のルーツにあたる山田穂は、三重の宇治山田(伊勢市)で栽培されたのが始まりといわれている。神宮を参詣した人たちが、三重の酒の美味しさに惚れ込んで、酒米の山田穂を持ち帰って広めていったらしい。

「酵母」の存在も見逃せない。酵母は、アルコール発酵を促す役割のほか、お酒の個性を生み出す。酵母研究の歴史は、お酒の近代史と思っていい。ビールを含めた三重の酒類メーカーは、伝統にあぐらをかくことなく、常に進化を続けているのだ。いずれにしても確かなのは、伊勢グルメを味わいながら飲む地酒は、格別にうまい!ということ。実際、国内外の品評会で最高賞に輝く銘柄が数多く三重から輩出されている。三重の地酒を自宅でゆったりと堪能してみてはいかがだろうか。

写真:瀧自慢酒造
写真:瀧自慢酒造

由緒ある酒どころ、品評会上位の常連で世界酒蔵ランク1 位

清水清三郎商店

清水清三郎商店

三重県鈴鹿市若松東3 丁目9-33tel:059-385-0011
Webサイト:https://seizaburo.jp/

うまい酒、美酒を意味する「うまさけ」は、鈴鹿の枕詞だ。それほど鈴鹿とお酒の関係は古く、うまい酒といえば鈴鹿。そんな由緒ある酒どころで1869(明治2)年に創業したのが「清水清三郎商店」。看板銘柄の『鈴鹿川』『作(ざく)』は市販酒のナンバーワンを決める「SAKE COMPETITION」をはじめ品評会で数々の賞を獲得している美酒だ。

作シリーズ(左から恵乃智、穂乃智、雅乃智中取り、雅乃智、玄乃智)
作シリーズ(左から恵乃智、穂乃智、雅乃智中取り、雅乃智、玄乃智)

こうした実績をポイント化して、酒蔵を格付けする世界酒蔵ランキング2019(654 蔵)において、同酒蔵は堂々の1位に輝く。洗練の味わい、すっきりと飲みやすさ、そして出会いを結ぶような存在でありたいことを願って現在も進化を続けている。極上のスッキリを楽しみたい。

伊賀の気候、風土が生み出した銘酒

大田酒造

大田酒造

三重県伊賀市上之庄1365-1tel.0595-21-4709
Webサイト:https://www.hanzo-sake.com/

400 万年前、伊賀盆地は琵琶湖の底であったといわれている。そのため伊賀地方は、古琵琶湖層が隆起してできた、栄養素豊富な土壌。加えて四方の山々から流れ出た清水が地下水となって、軟水の伏流水となる。酒づくりに恵まれた環境ということもあって、伊賀の地酒は日本酒ファンの間で人気が高い。「大田酒造」はそんな酒どころで1892(明治25)年に創業した。

純米大吟醸 神の穂( 1800ml)  3,520円 (税込)
純米大吟醸 神の穂( 1800ml)3,520円 (税込)

看板銘柄は、かの忍者の頭領・服部半蔵にちなんだ『半蔵』シリーズ。そのうまさは、数え切れないほどの受賞歴が物語っており、例えば地元の酒米「神の穂」で仕込んだ『純米大吟醸 半蔵 神の穂』は華やかな香りとキレの良さが魅力。一方で新しい試みにも精力的に取り組んでいる。2022年大田酒造は創業130周年を迎え、ハクション大魔王で知られるタツノコプロとの記念コラボ商品も好評発売中。蔵元杜氏として指揮を執るのは県内最年少杜氏大田有輝(27歳)。昔ながらの手作業を大切にしながらも日々ブラッシュアップを積み重ね、次世代を担う蔵人たちが新たな風を吹きこんでいる。

南部杜氏の技を受け継ぐ、三重県下最大酒蔵の正統派

宮崎本店
 

宮崎本店

三重県四日市市楠町南五味塚972tel.059-397-3111
Webサイト:https://www.miyanoyuki.co.jp/

1846(弘化3)年創業の「宮﨑本店」は、日本酒、焼酎、みりん、ウイスキーなどを製造する三重県下最大の総合酒類メーカー。その界隈にはかつて30以上の酒蔵があったが、時の流れでその多くを宮﨑本店が引き受けるようになり、約8000坪という広大な敷地を持つ大きな蔵になった。一部は国の登録有形文化財に指定されている貴重な建物で、無料で見学できる資料館もある。

大吟醸 宮の雪(1800ml)6,600円(税込)
大吟醸 宮の雪(1800ml)6,600円(税込)

清酒の看板銘柄『宮の雪』は、神宮と屋号(宮崎)にちなんだ「宮」と、鈴鹿山系に積る「雪」に由来。「三重県の日本酒」といえばまずこれを思い浮かべる人は多い。純粋酵母と手作りの麹を使い、低温でじっくり発酵させるため、ふくよかな甘みとかすかな酸味、フルーティーな吟醸香が特徴。飲み口は淡麗だが米の味わいが引き立ち、飲み飽きないのも魅力だ。

酒づくりに最適の環境で、伝統と革新の融合

木屋正酒造
 

木屋正酒造

三重県名張市本町314-1※酒蔵での小売販売、見学、試飲などの店頭業務は行っていません。
Webサイト:https://kiyashow.com/

江戸時代後期の1818(文政元)年に創業した老舗「木屋正酒造」。当時の風情を感じさせる店舗兼主屋は登録有形文化財に指定され、その築200年以上の蔵で、低温発酵に適した酵母を使用。お米を少量ずつ丁寧に洗い、手作業で麹をつくり、時間をかけてゆっくりと発酵させる。大吟醸の製造には伝統的な「袋吊り」。こうすることで甘みと酸味が調和しフレッシュでジューシーなお酒になるという。

而今 純米吟醸 山田錦 火入れ(1,800ml)3,600円(税別)
而今 純米吟醸 山田錦 火入れ(1,800ml)3,600円(税別)

お米は伊賀産の山田錦を使用。地元農家の協力で田植えから携わっている。そんな木屋正酒造で2005(平成17)年にリリースされたのが『而今(じこん)』シリーズだ。それまで地元を中心に商いをしていたが、而今は全国地酒専門店に卸しており、知名度も全国区。「過去に囚われず 未来に囚われず 今をただ精一杯に生きる」という思いを込めた地酒にほろ酔いしてみてはいかがだろうか。

百人が一杯飲む酒より、一人が百杯飲みたくなる酒

瀧自慢酒造

瀧自慢酒造

三重県名張市赤目町柏原141tel. 0595-63-0488
Webサイト:https://www.takijiman.jp/

奈良県との県境付近にある「瀧自慢酒造」の創業は1868(明治元)年。瀧という字が示すのは名張市の象徴ともいえる赤目四十八滝だ。「日本の滝百選」「平成の名水百選」に選出されているこの滝の伏流水を使い、妥協を許さない酒づくりに徹する。それは厳冬のなか、秒単位で行われる米洗いに始まり、管理しやすい小さな仕込みタンクの使用、急冷熱殺菌による瓶詰め、大型冷蔵庫による貯蔵など、大量生産ではマネできないこだわりの一滴を醸す。

純米大吟醸 瀧自慢(1,800ml)4,620円(税込)
純米大吟醸 瀧自慢(1,800ml)4,620円(税込)

瀧自慢が目指すのは「百人が一杯飲む酒より、一人が百杯飲みたくなる酒」だという。その思いは味わいにしっかり表れており、『純米大吟醸 瀧自慢』はイギリスの品評会「 International Wine Challenge」で2018年から2年連続で金メダルを獲得。世界が酔いしれた、その透明感の上品な味わいをご家庭で堪能したい。

伊勢唯一の酒蔵、大吟醸並みにお米を磨いた洗練の吟醸

伊勢萬 内宮前酒造場
 

伊勢萬 内宮前酒造場

三重県伊勢市宇治中之切町77-2tel.0596-23-8800
Webサイト:https://www.iseman.co.jp/

伊勢神宮にほど近い場所にある「伊勢萬」は、神宮を流れる清流・五十鈴川の伏流水を使う、伊勢市唯一の酒蔵だ。看板商品の『吟醸おかげさま』は、神様への御恩、自然への感謝、そして江戸時代にたくさんの参拝客が訪れた「おかげ参り」にちなんで命名。精米歩合は50%と大吟醸並みにお米を磨き、華やかな香りと味わいのバランスがとれているのが特徴だ。

吟醸 おかげさま
吟醸 おかげさま(720ml)2,020円(税込)
吟醸 おかげさま(1,800ml)4,030円(税込)

『吟醸おかげさま』などの清酒は、おはらい町にある内宮前酒造場で製造され、店頭で直販しているため、参拝客からの人気も高い。10kmほど離れたところにある本社工場では焼酎やリキュール、ウイスキーを製造。オンラインストアなら、はしごすることなくまとめ買いできる。

伊勢から世界へ! ビール界のオスカーで金賞の「伊勢ペ」

伊勢角屋麦酒
 

伊勢角屋麦酒

三重県伊勢市下野町564-17tel.0596-63-6515
Webサイト:https://www.biyagura.jp/

450年近くにわたって伊勢神宮の参拝客に愛されている餅の老舗「角屋」にルーツを持つ「伊勢角屋麦酒」。同社が1997(平成9)年に着手したのがクラフトビール事業だった。積極的に製品開発に取り組んだ結果、同社のビールは世界で知られる存在となり、柚子で和の風味を利かせたビールなど常識にとらわれない取り組みでバリエーションを増やしている。

ペールエール
ペールエール417円(税別)

そんな同社の看板銘柄が『ペールエール』だ。日本で一般的なラガー(下面発酵)とは異なり、上面発酵でつくられる。後に残らないクリアな苦味が甘みの余韻をふくらませ、味わい深いなかにもクセがない飲み口が、香りの印象を引き立てる。ビール界のオスカーとして知られる国際コンペで2大会連続金賞を受賞。世界一の贅沢な味わいを、家でゆっくり堪能したい。

東海地区初の地ビール工房が生み出すラガービール

伊賀の里 モクモク手づくりファーム

伊賀の里 モクモク手づくりファーム

三重県伊賀市西湯舟3609tel.0595-43-0909
Webサイト:https://www.moku-moku.com/

子どもと大人がいっしょになって楽しめる体験型農業公園「伊賀の里 モクモク手づくりファーム」。牧場で動物と触れ合ったり、ミニブタのショーを見学できたりするほか、ウインナーやパン、アイスクリームなどの手づくり体験もできる。また、施設内のレストランでは出来たてのハムやウインナー、パン、伊賀の在来品種を使って作られる豆腐、伊賀の野菜を使った総菜などとともにオリジナル地ビールを堪能できる。

セブンホップラガー
セブンホップラガー590円(税込)

ここで地ビールづくりがスタートしたのは1995(平成7)年7月。東海地区では初めての地ビール工房として知られている。醸造開始以来、約100銘柄がつくられてきたなかで、定番として高い人気を誇るのが『セブンホップラガー』だ。2016(平成28)年に完成したこのラガービールは7種類のホップを使った豊かな香りが印象的で、味に深みとコク、キレもあり、特に生ハムと相性がぴったり。ということで、つまみは直販の生ハムで決まりだ!

火の谷天然銘水100%仕込みのプレミアムラガー

火の谷温泉 美杉リゾート

火の谷温泉 美杉リゾート

三重県津市美杉町八知5990tel.059-272-1155
Webサイト:https://www.misugi.com/

里山の体験型観光スポット「美杉リゾート」にある温泉は自家源泉。その自前主義は飲食にも及ぶ。地元の天然水で仕込む『火の谷ビール』は、「あの、素晴らしいビールをもう一度飲みたい」と同リゾートのオーナーの熱い想いから生まれたもの。オーナーが渡米した際に出会ったペールエールの個性的な味を日本で再現するために1997(平成9)年、美杉の地にブルワリー(ビール醸造所)をつくった。

火の谷ビール
火の谷ビール550円(税別)

三重県が選ぶ逸品「みえセレクション」にも選定されている「火の谷ラガー」は美杉町の有機農家が栽培したお米を使っているのが特徴。すっきりした飲み口は、国際ビール品評会でも高く評価された。そのほか伊賀米を使った「NINJA BLACK IPA」などもラインナップ。飲み比べてみてはいかが。