おいしさ絶品三重スイーツ18選
記事公開日:2024年9月27日
三重トヨタ&TOYOTOWNの女性スタッフは甘党ぞろい。
日頃から地元スイーツをあれこれ食べ比べしている彼女たちが伝統的な和菓子から最近話題の新商品まで
「これ、イチオシ!」という絶品スイーツを紹介。
餅の名店が丹精込めてつくる、ふっくらごはんの団子
伝統の和菓子いせや
三重県伊賀市上野新町2755-2tel.0120-16-45478:30 ~ 18:00火曜定休
Webサイト:https://www.kashi-iseya.co.jp/
上野天神宮の裏向かいにある餅の老舗『いせや』の定番和菓子として長年愛されている『七兵衛(しちべい)団子』は、地元の伊賀米を炊いて、注文のたびに焼いてくれるのがポイント。ふっくらもちもち、焦げ目の香ばしさと相まって、昔ながらの素朴な風味が口いっぱいに広がり、その余韻が心にしみてくる。味は甘辛醤油だれの「みたらし」と醤油をからめて炙った「つけ焼き醤油」の2種類。さて、アナタはどっち派⁉
ここのお店、塩まめ餅と赤飯も絶品なんですよ!
さつま芋たっぷり、ホクホク食感の和風スイーツ
たまきや
三重県名張市赤目町長坂786-2tel.0595-63-011310:00 ~ 16:00不定休
Webサイト:https://www.hekoki-fukuemon.com/
忍者修行の里として知られる赤目四十八滝。そのふもとにある小さな土産屋「たまきや」の名物は、さつま芋の生地で焼き上げた、その名も『へこきまんじゅう』。さつまいもを食べると屁が出る、というのが商品名の由来で、実際に屁が出るかは食べた人の体調次第。スイーツポテトとも、鬼まんじゅうとも違う、独特の食感がたまらない。真空包装の通販もあるが、やっぱり出来立てがオススメ!
おうちで温める場合、電子レンジだとふんわりやわらか食感に、オーブンだとカリッと香ばしい食感に!
粒あん入り、クリームチーズ&クランベリー入り、りんご入りなど種類豊富ですが、私はプレーンが一番好きです。
色とりどりに咲いた、職人技が光る大輪の花
花咲かりん本店
三重県伊賀市上野中町2993tel.0120-299-62910:00〜18:00(土曜は9:00〜17:00)日曜定休
Webサイト:https://hanasaki-karin.co.jp/
JALグルメ・ファーストクラス年間ランキング2年連続ランクインを果たした『花咲かりん』は、かりんとう風味の揚げ菓子だ。米粉や菜種油などの材料は地元産で、色付けについても人工着色料ではなく、国産野菜のピューレを使うというこだわりよう。職人が1枚1枚丁寧に、花の形に手揚げしている。歯ごたえがサクッと心地良く、素朴な味わいなのに上品に感じられるのは、上質な素材を使い丁寧な工程を経ているからこそ。お土産や贈り物はもちろん、自分へのご褒美にも!
野菜味はほうれん草、紫いも、かぼちゃ、トマトなど。どれも見た目がかわいくて食べるのがもったいない!
私は、プレーン味にチョコソースを付けて味変も楽しんでます。
新たな映えスポット! 花いっぱいの異空間でアフタヌーンティーを
BUBU de moon
三重県四日市市西浦1丁目6-4 ステルスビル 1Ftel.080-7160-210011:00-17:00木曜定休
Webサイト:https://www.instagram.com/bubu_de_moon/
非日常の世界観に浸りたいときにおすすめなのが「BUBU de moon(ブブ・デ・ムーン)」。店名には”輝く月で魔法をかける”という意味が込められており、実際、店内に一歩足を踏み入れると、そこはメルヘンチックな空間が広がる。ティーとケーキを中心としたメニューも多彩で、インスタ映えバッチリ! わんちゃん同伴OK! きっと思い出の一枚が撮れるはず。
かわいいで埋め尽くされていて、テンション上がりっぱなし!
見た目ばかりが話題になりがちですが、紅茶もケーキも本格的でおいしいですよ。
所作も楽しもう! ひんやり冷たい新伊勢名物
伊勢木下茶園 外宮前店
三重県伊勢市岩渕1-1-31 豊恩館1Ftel.0596-24-674711:00~17:00水曜定休
Webサイト:https://www.kinoshitachaen.com/
伊勢外宮すぐそばにある「伊勢木下茶屋」は、老舗のお茶屋さんが手掛ける日本茶カフェ。伝統文化を大切にしながらも時代の流れに合わせた味わいを提案してる。そのひとつが「伊勢抹茶かき氷 極み」。かき氷、ジェラート(抹茶、ハト麦きな粉、ミルクアイスなど)、お茶ゼリー、白玉、小豆をセットにした冷たいスイーツで、かき氷にかける抹茶はお客が自ら点てるというのがポイント。ほんのり甘く、ほんのり苦い、伊勢抹茶の魅力を楽しもう!
濃厚な伊勢抹茶プリンもおすすめ。伊勢参りにいったらぜひ寄ってください。
想像の上をいくお抹茶スイーツ。もちろん伊勢茶も販売しています。
賞味期限は1時間以内!? ショーケースに並ばないミルフィーユ
1010banchi
三重県松阪市新町1010tel.0598-21-712310:00~18:00(カフェはLO.17:30)水曜日定休
Webサイト:https://1010banchi.co.jp/
三重県松阪市にある「1010 banchi(せんじゅうばんち)」は、所在地を名称にした人気のパティスリー。ショーケースには色彩豊かなケーキがずらり! でも今回注目したいのはそれらではなく、注文を受けてからパティシエがひとつひとつ丁寧に組み上げていく『ミルフィーユ』だ。サクサク食感、バターの芳香、なめらかなクリーム、旬のフルーツが織りなす至福の味わいは、誰もが虜になる美味しさ。サクサク食感を最大限にお届けしたい、というパティシエの思いから、テイクアウトに関しては1時間以内に召し上がることが約束事になっている。
ミルフィーユの中には旬の新鮮フルーツがいっぱい。
コーヒーなどを注文したときは好きなカップを選べます。
ハチミツの甘さがほんのり香る「はちまん」
蜂蜜まん本舗
三重県津市大門8-5tel.059-228-30129:45 ~ 17:00水曜・第4 木曜定休
津市のお城公園(津城跡)近くにある老舗和菓子店「蜂蜜まん本舗」。名物の『蜂蜜まん』は、1953(昭和28)年、先代が親戚の養蜂場から「ハチミツをもっと身近なものにしたい」と相談を受けて考案したもの。地元では「はちまん」の愛称で親しまれており、いわば津市民の定番おやつ。焼きたてをほおばると表面はカリッ、こしあんはアツアツ、そしてほんのりハチミツの甘さが口いっぱいに広がる。売り切れ次第終了だが、電話で予約をしておけば、取り置きも可能だ。
さめていてもおいしいけど、やっぱり焼きたてが一番です!
茶農家カフェがつくる濃厚なめらかプリン
深緑茶房
三重県松阪市飯南町粥見4209-2tel.0598-32-55889:00 ~ 17:30(日本茶カフェ10:00 ~ 16:00)水曜定休
Webサイト:https://www.shinsabo.com/
三重県松阪市といえば松阪牛が有名。だが、お茶も忘れてならない。そもそも三重県は、お茶の栽培面積、生産量が静岡県、鹿児島県に次ぐ全国第3 位。中でも松阪市は県内有数の深蒸し煎茶の産地なのだ。そんなお茶処にある日本茶カフェが「深緑茶房」。一番人気は、緑茶餡とクリームを餅で包んだ茶々大福だが、今回おすすめするのは「まるでお茶を食べているみたい」と絶賛する『お濃いちゃっぷりん』。濃厚ながら甘さひかえめで、口当たりはとてもなめらか。クリーミーな食感とともに、ほんのり香る緑茶特有の渋みといい苦味といい、まさに大人のプリン。
プリンという言葉だけでは表現できないほどの新感覚スイーツです。
桑名のソウルスイーツ! 和風アイス
寿恵広
三重県桑名市三ツ矢橋11tel.0594-23-14668:00 ~ 18:00水曜定休
Webサイト:https://suehiro-hiros.com/
全国屈指の暑い街として知られる桑名市。住民たちに束の間の涼をもたらすスイーツといえば、アイスまんじゅうだろう。知らない人のためにざっくり説明すると、小豆餡が入ったアイスミルクキャンディ。市内にいくつかのメーカーが存在する。そのなかでネット通販も行っているのが「寿恵広」で、昭和25 年頃に始めた製造方法を今も守り続けている。使用している小豆は風味豊かな北海道十勝産。ミルクとの取り合わせは今でも新鮮だ。しかし正直、食べにくい……という欠点は同店も認めており、かえってそれが一段と懐かしい気分にさせる。地元民ならずとも、ぜひ!
年中食べています(笑)。固いので少し時間を置いて食べると美味しさが引き立ちますよ。
表面のカリッ! がたまらないバウムクーヘン
お菓子職人おとべ本店
三重県志摩市阿児町鵜方小向井3373-16tel.0599-43-514810:00 ~ 18:00月曜・火曜定休
Webサイト:http://www.shima-otobe.net/
コンビニなどでも手軽に買えるバウムクーヘン。食べ比べてみると、個性の微妙な違いに気づく。その中で味はもちろん、食感も含めて、高い完成度を誇る逸品として紹介したいのが「お菓子職人おとべ」の『リアスバウムクーヘン』だ。商品名からわかるように表面の複雑な形状は、伊勢志摩のリアス海岸をイメージしたもの。カリッとした固まった砂糖の食感と、しっとりとした生地の食感のハーモニーが絶妙で、ハマる可能性大。少なくとも三重トヨタ&TOYOTOWNの女性スタッフの多くはハマっている。ソフトなタイプもラインナップ。ハードとソフト、さて、あなたはどっち?
スティックタイプ(税別 550 円)もあるので、手土産にもぴったりです。
みんなで仲良くシェアしよう! いなべの名物キャベツ
Patisserie Cafe こんま亭
三重県いなべ市大安町石榑東1217-1tel.0594-78-1649月曜~土曜 10:00 ~ 18:00
日曜祝日 10:00 ~ 17:00年中無休
Webサイト:https://www.konmatei.com/
シュークリームのシューはフランス語でキャベツなど葉野菜の総称というのは広く知られるところ。「PatisserieCafe こんま亭」のシュークリーム、その名も『いなべのキャベツ』はサイズもキャベツ級!
パイのサクサクとした食感が好評で、クリームがぎっしり詰まっていないのは、そのサクサク感を損なわないようパイとの接地面を少なくするため。サクサク時間を少しでも長くしようと注文後にクリームを注入する。2 人以上でシェアする場合は、あらかじめ自分の領域を決めておこう。じゃないとケンカのタネになりかねないぞ。
上からフォークでくずしてパイ生地とクリームをからめて、というのがツウの食べ方!
皮の香ばしさとクリームの口溶けが絶妙なシュークリーム
ジュエ・デュ・タンブラン
三重県四日市市栄町9-2tel.059-355-152510:00 ~ 19:00水・木曜定休
Webサイト:https://www.tanblan.jp/
上記のいなべのキャベツと並んで北勢で評判のシュークリームを提供するのがこちらの「ジュエ・デュ・タンブラン」。もともと銀行だった建物を改装した洋菓子店で、ショーケースにはスイーツがずらり。見るからに華やかな雰囲気のなかにあって、シュークリームの地味感は否めないが、味わいは上品。期待を裏切らない。皮は昔ながらの焼きが浅い薄めで、その中にカスタードと生クリームを丁寧に混ぜ合わせた弾力あるクリームがたっぷり詰まっている。「こんなにもクリームいらないよ!」という人でもパクパクいけちゃうのは、味が単調じゃないから。焼きあがるのは毎日12 時だ。
土日15 時から限定販売される石窯のシュークリームもおすすめ。
シンプルの中に秘める驚き、米粉のロールケーキ
パティスリーキュルミネ
三重県松阪市中央町540-8tel.0598-51-701010:00-18:00(現在カフェは休止中)月曜・火曜定休(変動あり)
Webサイト:http://culminer.com/
「極める」や「上を目指す」を意味するフランス語に由来する「キュルミネ」。その姿勢がひしひしと伝わってくる看板スイーツが『極み米ロール』だ。生地に使われるのは伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)で神様に奉納されるイセヒカリというお米。市場にあまり出回らない希少品種の米粉を使ったスフレ生地は独自の製法で焼き上げたもので、ふわっとしているけれどしっとりとした食感が特徴。甘すぎずコクのある生クリームとカスタードクリームを包むことで、風味をより一層引き立たせている。シンプルながら、他のロールケーキとはひと味もふた味も異なる優しい口溶けがたまらない。
ふんわり食感に加えて希少なお米を使っているエピソードにも惹かれます。
VIP のお墨付き! 真珠ゆかりのシェル・レーヌ
ブランカスイーツガーデン
三重県伊勢市朝熊町4228-1tel.0596-65-712010:00 ~ 18:00木曜定休
Webサイト:https://www.blanca.co.jp/
三重県で最も有名な和菓子が赤福なら、洋菓子はこの『シェル・レーヌ』なのかもしれない。鳥羽産の卵、三重県産の小麦粉、天然パールシェルカルシウム(アコヤ貝の内側を削った粉末)など、地元産の素材を使い、発売から四半世紀経った今も、すべてを機械化することなく、当初からの製造方法を守り続けている。伊勢志摩サミットや、伊勢神宮へ奉納品として提供されたほか、数々の受賞歴を誇る。地元スーパーやパーキングエリアなど販売網は広いが、ブランカスイーツガーデン内にあるブランカベーカリーでは焼きたてを提供(毎週土曜10時ごろ)。バターがジュワッと溶け出すような深い味わいは焼き立てならではだ。
常温保存で賞味期限が30 日と長めなのもうれしいポイントです。
辻󠄀口博啓シェフ渾身のアップルパイ
コンフィチュール アッシュ
三重県三重郡菰野町菰野4800-1tel.059-394-772710:30 ~ 18:00年中無休
Webサイト(アクアイグニス):https://aquaignis.jp/confitureH/
湯の山温泉の複合リゾート・アクアイグニスにある「コンフィチュール アッシュ」は著名なシェフ・辻󠄀口博啓氏が手掛けるパティスリー。味はもちろんのこと視覚や香りなど総合的に考えられたケーキの数々に思わず目移りしてしまうこと請け合いで、まず堪能したいのがこの『アップルパイ』。シナモンで香り付けされたりんごのコンポートとアーモンドクリームをいっしょに焼き上げており、表面はパリッ、その下はサクッ……だけで終わらず、何層もの複雑な味わいが口の中で所狭しと広がる。見た目はホームメイドっぽいが、奥深い味わいはスイーツマニアもナットク!
開店1 時間で売り切れの場合もあるので、確実に手に入れるなら予約が安心です。
丹精こめて一枚一枚炭火で焼いた高級せんべい
たがねや
三重県桑名市田町10tel.0594-22-28289:00 ~ 18:30木曜定休
Webサイト:https://www.taganeya.com/
たまり醤油の名産地として知られる桑名市で、1872(明治5)年から営んでいるせんべい屋が「たがねや」。看板商品は、1 枚ずつ炭火で手焼きする、その名も『たがね』と呼ばれるたまりせんべいだ。一般的にせんべいは、うるち米を使うが、ここのはうるち米に加えてもち米も使用。しかも醤油は、熟成して底に溜まる「底引きたまり」を使用しており、1カ月以上の熟成期間も含めて、まさに独自の高級路線を地で行くスペシャル仕様。厚さの違いによる「あつ」と「うす」があり、後者は日本酒やビールのおつまみにもぴったりだ。
自分用として買うには価格的にちゅうちょしますが、もらうとやっぱりうれしいですね。
半世紀以上レシピが変わらないチーズケーキ
鳥羽国際ホテル カフェラウンジ
三重県鳥羽市鳥羽1-23-1tel.0599-25-312110:00 ~ 18:30(LO18:00)
Webサイト:https://www.tobahotel.co.jp/
国内外のVIP をもてなしてきた鳥羽国際ホテル。1964(昭和39)年の開業間もない頃から、当時のレシピを忠実に守りながら作り続ける伝統の味『チーズケーキ』は、オーブンで焼いた、いわゆるベイクドタイプで、見るからに正統派。しっとりとした舌触りと、まろやかな甘蜜がコクのあるクリームチーズ生地をよりいっそう引き立てる。海を望むカフェラウンジで提供(ドリンクとセットで税込み1,100円)しているほか、ネットではホールタイプを販売中。美味しさそのまま、冷凍でお届け。2018年から4年連続で、モンドセレクション最高金賞を受賞するほどのホテルの味をご家庭で堪能してみてはいかが。
いろんなチーズケーキを食べましたが、やっぱりここのが一番好き!
口の中で溶けていく食感がくせになる和洋折衷スイーツ
御菓子処 富貴堂
三重県四日市市富田3-11-3tel.059-365-00848:30 ~ 18:00月曜・第3火曜定休(祝日の場合は変更)
Webサイト:https://fu-kido.com/
メディアに引っ張りだこで、全国ネットのテレビ番組でも紹介され、「今まで食べたクリーム大福のなかで一番かも」といわしめたのが、これ。1916(大正5)年創業の老舗和菓子店「富貴堂」が、伝統と革新の発想で作り出した『生クリーム大福』だ。生クリームを包み込む求肥にも生クリームが練り込まれているため、口の中に広がる優しい甘さの余韻が長く続く。プレーンのほか、苺、抹茶、チーズ、黒胡麻、チョコなどバリエーションは豊富。通販は冷凍便でお届け。冷蔵庫で解凍1時間くらいが食べごろだ。
老舗の和菓子屋さんが作る生クリームというのがポイント。冷凍庫に常備しています。
焦げ目が食欲そそります。粉ではなく、お米から作っているので冷めてもおいしい。