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みえトヨタ コミュニティサイト

カローラ個性派セレクト

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カローラの系譜

日本の国民車として長らく愛されていたカローラも、
今や世界中で販売されるグローバルモデル。
本流となるのはセダンだが、時代のニーズに合わせて
クーペやミニバンなど派生モデルが登場した。
こうしたバリエーションの多彩さも魅力。
時代を写すカローラファミリーとその歴史に注目してみた。

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カローラ系譜図(歴史)

個性派ぞろいの
カローラファミリー

カローラリフトバック

COROLLA LB
19761983

スポーティーな2ドアワゴン

かつて英国貴族らの間でシューティングブレイクというクルマが流行した。銃猟(シューティング)に出かけるため、豪華なスポーツカーをベースに広いラゲッジスペースを加えた贅沢なスタイルだ。そのお手頃仕様といえそうなのがカローラ リフトバック。3代目カローラの派生モデルとして登場した。

カローラ II

COROLLA II
1982~1997

ヤングにも支持された2ボックス

カローラよりひと回り小さい2ボックス(ハッチバック)スタイルで登場。車両土台はひとクラス下のものを使っているので、メカニズム的にはカローラの派生モデルではないが、コスパの良さと取り回し良さで若者や女性を取り込むことに成功した。後に世界戦略車のヴィッツ(ヤリス)につながっていく。

カローラ レビン

COROLLA LEVIN
1983~1995

伝説の「ハチロク」

1972年カローラクーペに追加されたホットバージョンのグレード名として登場したレビン。1983年、形式がTE71からAE85/86へ変わる際、車名に格上げ。小さなFR※1スポーツとして人気を集めた。1987年のモデルチェンジでFF※2化。人気漫画の影響でハチロクの魅力が改めて見直され、ファンの間で熱く語られる存在になった。
※1:フロントエンジン・リヤホイールドライブ ※2:フロントエンジン・フロントホイールドライブ

カローラ FX

COROLLA FX
1984~1995

ハッチバックの欧州戦略車

カローラクラスは欧州で言うところのCセグメント。主流は2ボックス(ハッチバック)で、強豪がひしめき合う。そんな激戦区に挑もうとカローラのトランク部分を切り詰めて2ボックスに仕立てたのがFXだ。車名は「FF 2BOX」から命名。1995年の3代目で生産中止となったが、2001年のカローラランクス、2006年のオーリスを経て、2018年に登場したカローラスポーツにつながっていく。

カローラ セレス

COROLLA CERES
1992~1998

クーペのような美しきセダン

ドアの窓枠を取り払った、いわゆるハードトップは4ドアセダンでもスタイリッシュな雰囲気を演出できるとあって一時期、国内で人気を脚光を浴びた。そんなブームにカローラクラスで応えたのが、スペイン語で「実りの女神」を意味するセレスだ。全高は1315㎜とセダンより70㎜低い。その流麗なフォルムは今も色あせない。

カローラ スパシオ

COROLLA SPACIO
1997~2007

運転楽々のコンパクトミニバン

1990年代中頃から大空間のミニバンブームがじわりと日本列島を浸透。ただ現在主流の箱型タイプに対しては「運転しにくそう」と抵抗感を抱く人たちが結構いて、その受け皿として選ばれたのがスパシオだ。トールキャビンに3列シート6人乗りまたは2列シート4人乗りで、助手席が回転するなどアレンジも豊富。カローラ人気を後押しした。

カローラ ルミオン

COROLLA RUMION
2007~2015

カローラ史上最も四角いUS風トールワゴン

北米市場で若者向けに展開されていたサイオン(SCION)ブランドの小型クラスを担うxBというモデル。その 2代目を日本市場に合わせて仕立て直したのがルミオンだ。小型クラスといっても日本ではそこそこの大きさで、全幅は1760㎜とカローラを冠するモデルとしては初の3ナンバーサイズ。無駄のない四角いスタイルと相まって、後席足元も、荷室も、広々。

現在のカローラファミリー

COROLLA

カローラ

快適さが際立つ本流セダン

世界150の国と地域で愛され続けているグローバルカー、といっても日本のカローラは、海外仕様より若干小さめ。日本の道路環境を徹底的に考え抜いたつくり込みが特徴で、荷室を隔てたセダン仕立てならではの快適さと相まって、ほんのり上質なカーライフを約束する。

車両本体価格(消費税込):1,936,000円~2,948,000円

COROLLA TOURING

カローラツーリング

レジャー志向の大容量ワゴン

荷室の広さと使い勝手を追求したワゴンスタイルのカローラ ツーリングは、日常からアウトドアまでアクティブなカーライフをより豊かにする一台。荷室は大人5人座った状態でゴルフバッグが4個入る広さで、後席を倒せば最大容量802L、最大奥行き1953㎜。

車両本体価格(消費税込):2,013,000円~2,997,500円

COROLLA SPORT

カローラスポーツ

欧州勢と真っ向勝負のショートプレミアム

カローラ スポーツは欧州市場の中核を担うコンパクトハッチバック。文字通りスポーティーな走りが持ち味だ。全幅は日本専用ボディのカローラおよびカローラ ツーリングより55㎜広い1790㎜で、見た目にも精悍さが増している。購入層の若返りを図る急先鋒だ。

車両本体価格(消費税込):2,169,000円~2,841,000円

COROLLA CROSS

カローラクロス

カローラ初の新感覚・新空間SUV

SUVならではの背の高いボディスタイルとカローラファミリー最大の室内空間が特徴。5人乗車時の荷室容量はツーリングを95L上回る487Lで、後席を倒して専用設計の高機能収納ボックス(オプション)を使えば寝床として活用できるなど、遊びの可能性がさらに広がる。

車両本体価格(消費税込):1,999,000円〜3,199,000円

COROLLA AXIO

カローラアクシオ

5ナンバーサイズのセダン

カローラ史上初のダウンサイジングを行い、2015年3月に発売された11代目セダン。2019年9月のフルモデルチェンジで新型の12代目が登場しても、「カローラ最後の5ナンバーセダン」として法人などから根強い需要があるため、装備を一部見直し継続して販売中。

車両本体価格(消費税込):1,546,600円~2,123,000円

COROLLA FIELDER

カローラフィールダー

5ナンバーサイズの実用ワゴン

11代目カローラと同様、2015年3月に登場。1967年の初代バンから数えて半世紀余りの歴史を持つ。ラゲージの広さはワゴンならでは。後席格納時の最大容量は872L。2019年9月に実質の後継となるツーリングが登場した後も、法人からの需要の高さなどから継続して販売している。

車両本体価格(消費税込):1,698,400円~2,281,400円

※リサイクル料金が別途必要となります。※車両本体価格は消費税込みの価格で、その他の税金、保険料、登録等に伴う費用は別途必要となります。車両本体価格にはパンク修理キット、タイヤ交換工具一式が含まれます。※掲載の写真は撮影条件、閲覧環境等の関係で実際の色と異なって見える場合があります。掲載の内容は令和3年8月現在のものです。

数字で見るカローラ

  • グローバル累計販売台数

    4,410万台

    1966年の初代カローラ販売開始以降、グローバル累計販売台数は5000万台超。名実ともに世界のベストセラーカーになったのは1997年で、その年に2265万台を突破し、他車が持っていた世界記録を塗り替えた。

    *1:2021年7月末現在、トヨタ自動車(株)調べ

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  • 初代カローラのスターティング価格

    地球 約5周分

    1966年発売当時の価格(名古屋地区)。東京地区と大阪地区は5000円高。名古屋地区との価格差は輸送費によるもので、高岡工場(豊田市)で生産されていた。

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  • カローラの販売国・地域の数

    地球 約5周分

    1966年にオーストラリアへの輸出を開始してから55年。カローラは現在150以上の国・地域で販売されている。

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  • 創業以来トヨタが販売したクルマのうちカローラの割合

    5台に1台

    創業から約84年の間にトヨタが販売したクルマは累計2億4000万台超。そのうち5000万台、つまり約5台に1台がカローラだ。

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  • カローラの国内乗用車登録首位

    33年連続一位

    国内の車名別乗用車登録台数でカローラが初めて首位になったのは1969年。以降2001年まで33年連続で首位を維持した。2002年、その座を他車に譲ったものの(カローラは2位)、2003年に返り咲き、2007年まで5年連続首位と横綱相撲が続いた。現在、全盛期ほどではないものの、常に上位にランクインする定番モデルだ。

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  • 初代カローラの重さ

    690kg

    初代カローラの車両重量(スタンダード)。現行モデル(12代目 1250kg~)の半分程度しかなかった。ボディサイズは全長3845㎜、全幅1485㎜、全高1380㎜と、今の感覚からすると小型車というより軽自動車に近い。1966年11月発売当時のボディタイプは2ドアセダンのみ。4ドアが追加されたのは半年後の1967年5月だ。

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出典:トヨタ自動車株式会社WEBサイト「トヨタ自動車75年史」「歴代カローラの進化―それぞれの「80点主義+α」―」カローラ歴代カタログ