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びっくりFUNVE!+トヨトークCafé トークショー 久保寺 秀幸 さん「ARカートのしくみ大解剖」

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久保寺 秀幸 さん

久保寺 秀幸 さん (41歳)

業務内容●ボディーパネルの新車準備業務
大学時代に学んだこと●AIで動くロボットの研究
トヨタ自動車入社理由●生活を便利にする自動運転車やロボットを開発して世界に貢献したい
ひと言●神奈川県小田原市出身。旅行が好きで伊勢や菰野にもよくいきます

team FUNVE トークショー 01ARカートのしくみ大解剖 ーその1−

目指したのは、子どもから大人まで笑顔になれるモビリティ

まずは久保寺さんがトヨタ自動車に入社しようと思った理由をお聞かせください。

久保寺:自動運転のクルマをつくりたかったんですよ。ただ、大学ではロボットの研究をやっていたこともあって、現在はボディパネルのプレス工程で使っているロボットに関する仕事をしています。海外に行って現地の人と仕事をすることも結構多いですね。

やりたかったことと違う仕事なんですね。やりがいはありますか?

久保寺:クルマのボディは最初に見えるところなので、みなさんにかっこいいデザインだなと思ってもらえるとやはりやりがいを感じますね。

ではARカートのお話をうかがっていきます。そもそもなぜARカートをつくろうと?

久保寺:みなさんが笑顔になれるような乗り物を作りたいと思ったからです。そこで、私が子どものころ好きだったレースゲームをクルマに乗りながら遊べたら面白いだろうなと考えました。今日みなさんに乗ってもらってたくさん笑顔が見られましたけど、どんなところが楽しかったですか?

(小人):カートを動かした通りにゲーム画面も動くのが楽しかった!

久保寺:やっぱりそうですよね。カートと一緒にゲーム画面が動くのってすごく楽しいと思います。もうひとつ聞いてみたいことがあるんですけど、お父さんやお母さんが乗っているクルマやゴーカートとはどんなところが違いました?

(小人):真横に動いた!

もうひとり聞いてみましょう、どこが違った?

(小人):ゴーカートと違って、ARだと障害物が変わったりする。

久保寺:私たちの開発チームに入れそうな回答ですね(笑)。では説明します。まず動きについてなんですけど、FUNVEにはメカナムホイールという特殊なタイヤを採用しています。4つそれぞれにモーターがついていて、カートをいろんな方向に動かすことができるんです。その場で右に回転するときは、左側の前輪と後輪が前に、右側の前輪と後輪が後ろに回ります。次にさっき言ってくれた横移動。これはちょっと難しくて、前後左右のタイヤをあべこべに動かしてるんです。

その動きは自動車ではできないですね。

久保寺:あと、シートも動くんですよ。ゲームの中でジャングルのでこぼこ道を走ってると、シートがグラグラと揺れるんです。画面だけでなく、そういう動きをつけてよりリアルに。本当にゲームの中に入ったような感じが出るかなと思ってつけた機能です。
次はARについてです。みなさんにつけてもらったHoloLens(ホロレンズ)という名前のゴーグルには、カメラやセンサーがついています。自分が今どの場所にいるかを判断して、ゲームのエリア外に行こうとすると自動で止まります。

ゴーカートだったら操作ミスをするとコースから外れて壁にぶつかったりしますが、そういった機能があるなら安心ですね。

久保寺:今度はゲームに出てきた動物の話をしましょう。どんな動物がいましたか?

(小人):うさぎと、ペンギンと、カピバラ!

久保寺:すごいですね。カピバラは見つけるのが難しいレアキャラなんですよ。さて、ゲーム内の動物なんですが、これは自分たちで考えてつくりました。例えばライオンだと、ちょっと前髪が生えてるのがコンプレックスっていう設定とか。デザインが決まるとその後は、動物たちが動くようにします。これはアニメーションの話になるんですけど、動物の3Dモデルの中に骨や関節を設定してあるんです。その骨や関節を動かすことで、動物たちがゲームの中で動くようにできるんですよ。以上がARカートの仕組みでした。

ありがとうございました。

遊びを学びへ! 次はゲーム形式の交通安全教室を開催?

久保寺:今後も新しいゲームをつくっていきたいと考えています。一個目はカートで走ったところに線を引いてお絵描きができるゲームを作ってみたいんですよ。例えばニコちゃんマークの形に走るとその通りに描けるような。赤、青、ピンクと色を切り替えたりできればさまざまな絵が描けると思います。描いた絵がタブレットで見えるようにすれば親御さんも楽しめるようにしたり。ちなみにカートで絵が描けたらどんな絵が描きたいですか?

(小人):動物!

なるほど、もうひとりの君は?

(小人):トヨタのクルマとか、マークを描いてみたいです。

すごいですね、トヨタの社員さんみたいな回答(笑)

久保寺:ありがとうございます。参考にさせていただきます。それともうひとつ、交通ルールを学べるゲームをつくろうと思っています。学校で交通安全教室とかやると思いますが、ARカートでできたらきっと面白いですよね。例えばコースがあって、進んでいくと信号が赤になっている。信号が赤の時はどうしますか?聞いてみましょう。

(小人):止まる。

久保寺:正解です。ちゃんと止まることができたらポイントがもらえて、止まれなかったらポイントは無しというようなゲーム形式で楽しくルールを学べたらいいかなと思っています。親御さんへの話になりますが、ARカートであればまた違った目線で交通安全について考えられるのかなと。そこで質問なんですが、どういった場所でARカートの交通安全教室を開いたらいいと思いますか?

(保護者):ぜひ学校でやっていただきたいですね。話を聞くだけでなく体験して、クルマから自分がどう見えているかを子どもに教えてあげたいです。

久保寺:そうですよね。これはみなさんと一緒になって開発を進めていきたいと考えています。お子さんにも聞いてみましょう。

どんな場所でできたらいいと思いますか?

(小人):商店街。

なるほど、みんなに見てもらえたら興味を持ってくれる人も増えるんじゃないかと思います。あとはショッピングモールとかもいいかもしれませんね。

久保寺:ありがとうございます。みなさんの意見を参考にしながら新しいゲームをつくり、またイベントでお会いできたらいいなと思います。では私の話はこれで終わります。ありがとうございました。

ありがとうございました。
team FUNVE

「team FUNVE」は、トヨタ技術会(※)のメンバーで構成されたチーム。「Fun to Drive for kids」をモットーにしており、子どもから大人まで楽しめるARカート「FUNVE」を開発した。専用のゴーグルをかけることで見えるゲーム画面と、実際に操作するカートを連動させており、リアルとバーチャルの融合というこれまでにないARカートを実現。現在も遊びながら交通ルールを学べるゲームの開発にチャレンジするなどの取り組みを続けている。

※トヨタ技術会とは
 1947年に発足した、トヨタ自動車社員の有志団体。プログラミングやAIなどの技術向上を図り、様々な事業の発展に寄与することを目的としている。

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
取材へのご協力もありがとうございました。
また開催いたしますので、ぜひ「WEB TOYOTOWN まちいち・みえのまち」にお寄りください。

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